今年の春日井市総合防災訓練は、牛山公園グラウンドで行われました。今までは9月1日前後で「防災の日」にちなんで開催されていましたが、ここ数年猛暑が続き、参加される皆様の体調も考えて、11月にずらして開催することになったとのことです。各種団体や市の職員等の関係者だけでなく、地域の皆様(小さいお子さん~高齢者まで)の参加が大切なので、正しい選択だと感じました。
緊急地震速報により、まず安全行動としてシェイクアウトの訓練が行われました。早速、机の下にもぐり、頭を押さえて自分の身を守ります。その後、訓練が粛々と進んでいきました。まず支援本部が開設され、被害情報収集を伝達します。本部長が発表し、それぞれの持ち場で訓練が開始されました。業者の方だけでなく、地域の方々も参加しての訓練もあります。てきぱき訓練が進みました。
グラウンドの周りにはテントが張られ、様々な体験コーナーが設置されました。安全・安心なまちづくりボニター、アマチュア無線クラブ、赤十字奉仕団、社会福祉協議会、動物愛護センター、災害ボランティアコーディネーター等々、もしもの災害に備えて、共助の体制が整っています。自衛隊が設置した入浴施設もあり、足湯で入られている方もみえました。
赤十字奉仕団の皆様が、袋にお米と水を入れて大鍋で煮てみえました。ご飯が出来るそうです。石黒市長や丹羽代議士と共に「美味しそうですね。」とお話すると、「出来上がったらお持ちします。」とおっしゃっていただき、本当に訓練終了後にご飯をいただき、持ち帰って美味しくいただきました。いつ起きるかわからない南海トラフ地震に向けて、常に災害意識を持ち続けなければと思います。





